戦闘機の登場と航空産業の発展(13)"バトル・オブ・ブリテン真の終焉

戦闘機の登場と航空産業の発展(13)"バトル・オブ・ブリテン真の終焉"こんにちは、spit14です。今回は永遠のライバルとの凌ぎの削り合いとドーヴァー海峡の空中戦の終止符について書いていこうと思います。スピットファイアmk.IXはそれまでのmk.Vより優れ、Fw…

戦闘機の登場と航空産業の発展(12)"西部戦線…ドーヴァー海峡での膠着状態2"

こんにちは、spit14です。今回は1942年に登場した史上最高のインターセプターについて書いていこうと思います。前回の記事に書いてあった通り、大ドイツ空軍最強のBf109F、Fw190Aの登場によって、それらの登場時にスピットファイアMK.I、MK.II、MK.Vは実戦で…

戦闘機の登場と航空産業の発展(11)"西部戦線…ドーバー海峡における膠着状態…"

こんにちは、spit14です。今回は西部戦線からの反撃の前に、1940年末から1942年初頭までのイギリスを震撼させた出来事について書いていこうと思います。(ブログの内容変更を誠に勝手ながらさせて頂きました。)1940年9月15日以降、イギリス、ドイツの間で全軍…

戦闘機の登場と航空産業の発展(10) "独ソ戦…冬将軍到来"

こんにちは。spit14です。今回は冬将軍到来について書いていこうと思います。ドイツ陸、空軍の電撃戦により、ソヴィエトは窮地に立たされます。ドイツ軍はぬかるんだ地形や針葉樹林のジャングルをなんとか進軍していきました。補給が途絶えがちだということ…

戦闘機の登場と航空産業の発展(9) "独ソ戦…東部戦線での電撃戦と戦闘機"

こんにちは。spit14です。今日は東部戦線の始まりと、拡大、そこで登場する当時の戦闘機について書いていこうと思います。東部戦線が始まるや否や、ドイツは陸、空双方でソヴィエトに対して圧倒的な勝利を次々獲得していきました。この調子でドイツ軍は侵攻…

戦闘機の登場と航空産業の発展(8) "独ソ戦…光と影、二人の独裁者の策略"

こんにちは、spit14です。今回は独ソ戦の背景の続きについて書いていこうと思います。ドイツとソ連が対立し、まさに一触即発かと思われていました。しかしそんな世界情勢の予想を覆し、騒然とさせた出来事があります。それは独ソ不可侵条約です。これは、あ…

戦闘機の登場と航空産業の発展(7) "独ソ戦…二人の独裁者の狭間で…"

こんにちは、spit14です。今回は独ソ戦やそれに登場する戦闘機の前に、当時の独ソの背景について話していこうと思います。ナチスドイツこと国家社会主義ドイツ労働者党は当初から反共主義を公にしていました。ドイツがなぜ社会主義、共産主義を毛嫌いしてい…

戦闘機の登場と航空産業の発展(6) "第二次世界大戦最初の分岐点"

こんにちは。今回は前回のバトル・オブ・ブリテンの続きについて書いていこうと思います。バトル・オブ・ブリテンで、イギリス空軍は大ドイツ空軍によって、レーダーや戦闘機、工場などの軍事目標を徹底的に爆撃され、もう後がありませんでした。しかし、ド…

戦闘機の登場と航空産業の発展(5)

こんにちは。spit14です。今回は、バトル・オブ・ブリテンについて書いていこうと思います。1940年夏、フランスからイギリスへ渡る大規模な撤退、いわゆるダンケルク撤退作戦のための時間をフランス、イギリス空軍が稼ぎ、ついにフランスもアドルフ・ヒトラ…

戦闘機の登場と航空産業の発展(4)

こんにちは。spit14です。今回はイギリスの天才設計士と彼の傑作戦闘機について書いていこうと思います。イギリスは第二次世界大戦の勃発前、戦争全体においても基本的に古典的な航空機が多い国でした。1935年に時代の一歩先を行ったBf109に対して、イギリス…

戦闘機の登場と航空産業の発展(3)

こんにちは。spit14です。今回はある人物の苦渋の決断とドイツの生み出した新しい戦術思想からできた新世代戦闘機について書いていこうと思います。世界は、再び緊張状態に陥りました。原因は、ベニート・ムッソリーニ、アドルフ・ヒトラーの登場によってフ…

戦闘機の登場と航空産業の発展(2)

こんにちは。spit14です。今回は航空産業の飛躍的発展について書いていこうと思います。戦後の世界では航空機の航続距離、滞空時間、スピード(最大瞬間速度やある一定距離を飛んだ時、あるいは一定回数飛んだ時の平均速度など)などの部門に分かれてトップを…

戦闘機の登場と航空産業の発展(1)

こんにちは。spit14です。今回は二宮忠八のその後の歩みとバルカン半島の緊張時までの、飛行機が遥かな昔から繰り返した人類の争いの歴史に飲み込まれるところまでの過程を書いていこうと思います。彼は航空機開発のために軍部に頼み込みましたが、結果的に…

飛行という概念と飛行機の誕生の歴史 (5)

こんにちは。spit14です。今回は二宮忠八のその後の歩みとバルカン半島の緊張時までの、飛行機が遥かな昔から繰り返した人類の争いの歴史に飲み込まれるところまでの過程を書いていこうと思います。彼は航空機開発のために軍部に頼み込みましたが、結果的に…

飛行という概念と飛行機の誕生の歴史 (4)

こんにちは。spit14です。今回はライト兄弟、日本のある航空学者について書いていこうと思います。1900年にフェルディナント・フォン・ツェッペリンが、水素ガスのみならず骨組みと布張りの技術を用いてLZ-1(世界初の硬式飛行船)を飛行させ、世界はいよいよ20…

飛行という概念と飛行機の誕生の歴史 (3)

こんにちは。spit14です。今回は19世紀の航空技術について書いていこうと思います。世界が19世紀後半に入ったとき、アンリ・ジファールが3馬力蒸気機関を利用してそれを動力にしたガス気球を完成させました。これが今日の飛行船の原型となりました。それだけ…

飛行という概念と飛行機の誕生の歴史 (2)

こんにちは、spit14です。今回は前回の続きで、18世紀の航空技術について書いていこうと思います。18世紀、フランスでモンゴルフィエ兄弟が熱気球を開発し、史上初の有人飛行を成功させました。そのわずか10日後にはジャック・シャルルが水素を気球の揚力源と…

飛行という概念と飛行機の誕生の歴史(1)

こんにちは。spit14です。これから飛行機と争いの関係についてお話する前に、まずタイトルに書いてある通り「飛行という概念と飛行機の誕生の歴史」について書いていこうと思います。人類が飛行の概念について調べようとし始めたのは、キリストが生まれるや…

私の趣味とこれから書くジャンルについて

こんにちは。これから私の趣味(過去に経験したことも含む)とこのブログで書いていこうと思っているジャンルについて書きます。私の趣味は主に戦闘機で、航空機が飛ぶ要因から機体のカタログデータ、空中戦、航空技術発達の歴史などに興味があります。私は物…